step⑨ GOEのマイナス要素について(ジャンプ) 【フィギュアスケートルール2019】
今回はGOEのマイナス要素について話していきたいと思います。
<今回の内容>
- GOEの評価方法
- GOEマイナス面の種類とペナルティー
GOEの評価方法
step⑤にでも説明したので読み飛ばしてもらってもOKです。
ジャッジは各要素プラス面を考慮してGOEをつけます。その後マイナス面を考慮してGOEを引き下げます。
GOEのマイナス面
- 要件を満たさない要素の最終GOEは必ず(ショートのみ) ー5
- 転倒 -5
- 両足着氷 -3~-4
- ステップアウト -3~-4
- ジャンプ間に2つの3ターン -2~-3
- エッジ違反e -3~-4
- エッジ違反! -1~-3
- エッジ違反(テクニカルコントローラーによる判定はなし)-1
- 拙劣な踏み切り -2~-3
- ダウングレード -3~-4
- 回転不足 -2~-3
- 回転不足(テクニカルコントローラーによる判定はなし)-1~-2
- スピード、高さ、距離、空中姿勢が拙劣 -1~-3
- 両手が氷に触れる(タッチダウン) -2~-3
- 片手またはフリーフットが氷に触れる(タッチダウン) -1~-2
- ジャンプ間で流れが無い/方向を失う/リズムが無くなる(コンビネーション/シークエンス)-2~-3
- 拙い着氷 -1~-3
- 長い構え -2~-3
最後に
これで技術点については、ほとんど話ました。しかし、まだ話せていない細かなルールがいくつかあります。なので次回はその部分を話そうとおもいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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